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処女はお姉さまに恋してる 3つのきら星-感想-

語りたい気持ちはあれど、語れる人がいないのなら、ブログに吐き出してしまおうと思っているところであります。

 

30超えた既婚者が嫁さんの目線を一切気にせずニヤニヤしながらリビングでエロゲを必死にやる姿には気持ち悪さを感じつつ、7年半ぶりの発売に気持ちが抑えられませんでした、はい。

勿論感想は個人のもの。一応1〜2、1.5のドラマCD(だっけか、本だったかその辺はうろ覚え)はプレイ済み。

 

勿論ネタバレなんて考慮してないので、やる予定の人は見ないように。

 

総評

惹かれるキャラが多く、テンポも良いため共通ルートは飽きずに楽しめた反面、個別ルートもテンポよ過ぎて「へ?終わり?」って感じで終わって消化不良気味。

トータルでは佳作~良作って感じでした。点数にするなら75~80点。

 

適当に語る

終わった後のスタッフトーク(クリア後のおまけ)に作者は「力の1、物量の2。3は前作に比べたらこじんまりとした印象ですが、また違ったおとボクを目指しましたが如何でしょうか?」的なことが書いてありました。

個人的に2の物量が冗長であることに比べて、2のキャラはオーソドックスな萌え要素をあえて外したキャラが多かった印象があります。

僕はおとボクに「男の娘」「お嬢様学校」「オーソドックスな萌え要素」を求めていたので、そういう意味では3は原点回帰した感があるなと。

キャラクターもオーソドックスなキャラ(1ほど露骨ではないけど)が多く、割と魅力的なキャラも多かったなと思います。主人公が女装する理由は全作の中で一番しっくりきますし(恋する乙女と守護の楯と同じじゃんとか突っ込んではいけない)

 

キャラが魅力的だと日常パートで各キャラが会話してるだけでもまあまあ楽しいし、久々の思い出補正も相まって、共通パートは結構楽しくできてました。テンポも良かったですし。

 

が……

個別パートはそのテンポ良さがそのまま続いてサクッと終わってしまったことが何より残念。個別ルートに入った時にしか見せない表情があんまりなくて(エロシーンがそうだと言われたらそうかもだけど、このゲームにあんまりエロ求めてないのよね)その点はがっかり。

特に鏡花さんは暗そうな過去があるんだから、そこに触れつつ主人公と一緒に乗り越えて欲しかった。

 

それと、男バレが全部織女経由なのが個人的にはいまいちで、立場上織女が知らないといけないとはいえ、そのバレ方にもルートによって個性が出ていたので、その点が統一気味だったのはちょっと残念。

各キャラルートの感想は割愛。ぶっちゃけ織女が正ヒロインなんだなってぐらい織女に寄りすぎてる感があります。その辺もちょっと残念。前作まではキャラによって将来のルートが全然違っていたので。

 

まあそれでもトータルは楽しめたので良かったなと。何より7年半ぶりに新作が出たのが嬉しいですね。

次は40歳とかになっているのかな?この後このゲームが広がることはこのご時世なさそうですが、何か動きがあるとうれしいですね。

 

ではノシ