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日記以外のエントリー系

僕は友達が少なくなかった

昔悩んだ事の中に「友人の事をよく誘うけど、俺が誘われる事が全然無い…それって人望無いんだろうか」というのがありました。

別に利害関係って程ではないんですが、たまには暇なら俺に声かけてくれよー…のノリです。予定の空いた土日とか特にそう感じてました。

割と長い間この悩みが尽きなくて、本気で苦しんだ時期もあったんですが、最近ようやく克服出来たので、その辺について書こうと思います。

今回はぼっち向けに書く内容では無くて、そこそこ知り合いがいて、それでもそいつらからのレスポンスが薄くて、なんだかなぁ…って人向け。

 まあ結論を先に書くと

「こう悩み出した時はいろんな方向に目を向け過ぎだから、自分に本当に必要な人は誰かを考え治すと良いのでは」

と言うまあ…ありがちな内容です。


 では以下実体験等を。

まず先に、誘う側が何を考えてるか。主に自分が誘う時に考えるのは

  1. 自分の行きたい範囲や、やりたい趣味の範囲と被ってる人を抽出する
  2. その中から誘った時に空いてそうな人を抽出する
  3. その中から気が合いそうなやつを抽出する(ノリが良いとか2つ返事でOKしてくれるとか)
  4. 声をかける(だめな場合3→4を繰り返す)

僕はこの基準で声をかけています。

まあこのノリは「暇だから付き合ってよ」ですね。

 

ちなみに「今日はこいつと会いたい!!!話したい!!!」って時は上の基準は全て無視され、相手にコースを委ねます。

このノリは「時間作ってでも会いに行く」ですね。

 

さて、先ほどの自分の基準でもし相手が考えているとしましょう。

するとどうなるか?

基準2の空いてそうな人におそらく引っかからないはずです。何故なら普段から誘うような人間が暇そうに見えないからです。恐らく周りには「あいつは友人が多いから、俺から誘っても予定が入ってそうだから」と思われているでしょう。

 

誘えば誘う程、人から誘われなくなる


 

これは自分の中でも気づいた時に「なるほどね!」と思った瞬間でした。

自分の条件に当てはめたら、自分は誘われない側の人間だったのです。

 

それでもお互い交互に誘ったり誘われたりの理想の関係っぽい人もいます。

その人はどんな人かと言えば、上に書いた「お前と会いたい!」がお互いの条件だからです。しかし、そういう人はあんまり多くの人を条件に誘う事が少なくて、特定個人とだけつるむ事が多い人だったりします。

 だから、誘われる回数を増やしたいのならば、とにかく不特定多数をターゲットにする回数を減らして、特定少数個人と付き合う回数を増やすのが良さそうです。


しかし、普段あまり誘わない人はそもそも「誘う」と言う習慣が無い可能性が高いです(こう書くのは僕が普段気になった瞬間何も考えずに声をかける事が出来る性格だからです)

誘うと言う発想が無い場合、誘われたお返しに誘い返そうとすら思わないでしょう。別に好きとか嫌いとかじゃなくて「誘う」と言う習慣が無いから。

それに普段声をかける人は、そう言う人と言う認識で相手に捉えられてるから、一度確立した立場と言うのは中々覆らない。だから、声をかける人はずっと声をかけ続けるし、受ける人はいつまでも聞き続ける事が多いのでは無いかと。


そもそも思い出して欲しいのは、好きじゃない人から誘われた時に二つ返事でOKしますか?誘われても嫌な相手なら適当な理由作ってでも行かない筈です。

と言う事は誘った時に良い返事が貰えている相手は表向きは嫌われてない筈だから、落ち込まなくても良さそうです。



それともう一つ…よく誘う人と言うのは一人に対してのエネルギーが希薄な気がします。

とある人にこの話をした時に「お前誘っても殆どOKだった事無いじゃないか。」と言われ、よくよく考えたら早い段階で自分で予定を入れる事が多くて、いざ誘われてもOKの返事を出せない事が多いのを思い出しました。

それ位一人に対して希薄なのも、ますます誘われない要素を助長していたなと。


多くの知り合いや友人に囲まれてると言う状況も良いですが、悩んだ時は「本当に必要な人は誰なんだろう?」と考え直して、その人を大事にすると良いのではないでしょうか。

悩んだ時程自分の足元を照らしてみると答えが見つかるってのは、まだ人生二十数年しか生きてませんが、よくある事の一つです。