ぶら下がり社会人になるには
はてブを斜め読みしても「ライフハック」やら「仕事を効率的にする10の方法」がいっぱいある。
- 見える時は大抵ネットサーフィンしている
- 朝は必ず来るが、始業後10分以内に寝る
- ネットサーフィンの間に仕事しているような感じで、定時過ぎたらまたネットサーフィン
- 夜休憩の時間になった瞬間帰る
- 大きい会社に所属している事
- 明らかなマイナスポイントを作らない事
- 極力目立たない事
- どんなに評価が低くても動じない事
以下この4つを解説していきます。
1.大きな会社に所属している事
結構重要な要素はこれ。要は「自分が働かなくても会社の経営に左右しないぐらいには大きい」ということです。
大きくても自分が仕事しないと納期を収められない開発とかは多分無理。自分が働かなくても最悪何も影響しないであろう(楽なところの)運用や事務とかが最適でしょう。
こういう条件下で周りからの期待値が低ければ、第一関門突破です。
2.明らかなマイナスポイントを作らない事
会社としてはぶらさがっている人は極力クビにしたいところですが、現実は人をクビにするのは難しい。
そこでクビにするための口実を探すのですが、明らかなマイナスポイントがあるとその口実を与えてしまいます。
明らかなマイナスポイントとは、遅刻欠勤早退が多い・仕事を全くしない等々です。
そういうマイナスポイントを避けつつ働かないのです。
例えば
- 会社には始業前にちゃんとくる。そして仕事が始まったらタバコ吸いに行き帰ってこない
- 最低限の業務はこなす。だけど、それ以上の業務はしない
- 露骨にサボらない。しかし、こっそりサボる。(趣味のプログラムを組むとか、最小限の大きさでマインスリーパーをするとか、調べ物のフリしてWikipediaサーフィン)
これらを上手くすることで、マイナスポイントを作らずに上手くサボります。
3.極力目立たない事
目立つ人はサボってると目立ってしまいます。しかし「あれ?そんな人いたっけ?ぐらいに影の薄い人(この意味でもそこそこ規模が大きい会社の方が目立ちにくい)であれば、自分が何をしたってそうそう目につきません。
会議では絶対に発さない、H×Hで言う「絶」を習得するぐらいの気持ちで働きましょう。
4.評価が低くても動じない
最低限しか仕事しなくて、目立たない人はおそらく上司からの評価は低いでしょう。
しかし、そんな事に動じてはぶら下がる事なんて出来ません。「評価が低い?だからどうした?俺は評価が低いからこそぶら下がれるんだ!」ぐらいの誇りと鋼のメンタルを持つぐらいの気持ちでいる必要があると思います。
こうしてぶら下がる事で仕事は極力ストレスを減らせるし、周りから期待されないから仕事は振ってこないし、自分の好きなタイミングで帰れるから趣味に時間を費やすも良しな生活を営める訳です。ぶら下がり最高(・∀・)
しかし
書いてるうちにぶら下がりも決して楽ではないなと思ってきました(汗
まず「4.評価が低くても動じない」ですが、これは裏を返すと周りから白い目でみられる機会が多いと言う事です。
実際隣にいる人は「仕事全然しないのに、{時間ないから出来ません}ってどういうことだよ!?そんで時間空いたらネットサーフィンしてるなんて耐えられないよ……」と愚痴っていたりと、周りの評価は下がって行きます。
人間周りの評価が低い・まったく期待されていない事に耐えられる人はそうはいないと思います。僕もぶら下がろうと考えましたが、この辺がきつくなっていられなくなる気がします。ぶら下がるのも中々出来るもんではありません。
働いてたら将来不安になるし、やっぱり期待された方が嬉しいし、その分期待には応えたくなる。色々働く事で身に付くものだってきっとあるはずですが、その全てを放棄するって鋼のメンタルだと思うんです。
さらにやる気のある人や仕事出来る人、期待されている人が上司に「こいつがいては仕事の効率が落ちる」と忠告されてしまっては、「2.明らかなマイナスポイントを作らない」が満たせなくなります。
さらにその人に言われたのですが、「何故ぶら下がりの本が無いのか」の問いに、「本を出してまで自分のぶら下がりを顕示したい?」と言われるとうーん……と思う訳です。大半のぶら下がってる人はそれを誇りには思ってないでしょうから……
そうなると働く方がある意味楽で、そして少ない労力で成果を出したいと思えば、上に書いたようにライフハックが流行るのもこういう背景なのかなと思うわけです。
いや、こんなところに書いていることはヌルい!!!もっと上手にぶら下がる方法あるよ!という人、是非僕に教えてください(笑